写真つれづれ bP20


      第6回隠岐の島ウルトラマラソン
           2011.6.19

島根県境港から高速船で約1時間、隠岐の島を一周するウルトラマラソンが開催されました。写真はローソク島です。100キロの部のコース近くですが、ゴールの反対側なので残念ながらレース中に荘厳な日没に立ち会うのは無理とのこと。今回は記録証用のゴール写真撮影を担当しました。(Snap55さんのフリー画像を使わせて頂きました。)

           スタート地点   

スタート前に緊張が高まるランナー集団...の前に現れたのが自称「本物」のウルトラマン(目が光る)、シュワッチと気負いを入れまくっていました。悠然と迎えたタイガーマスク。偶然の顔負わせでしょうが、場は和やかムードに。

           100キロの部スタート

この日は晴れというよりカンカン照り。早朝5時にスタートして日が高くなる前に距離を延ばす作戦が多かったようですが、全身タイツのコスプレランナーはさぞかし大変だったでしょう。50キロの部は11時30分スタート、最初から暑い中のスタートですので水分の採り方が明暗を分けることになります。

           40キロ地点

傾斜8%の峠越えが続く全国屈指の難コースです。初めての参加者は想定外の名もない坂に苦しめられるそうです。走りながら坂の数を数えていくと考えていたよりもずっと多くて 「なぬ?!さっきのは坂のうちではないのかあぁぁ〜」となるらしい。海岸線、田園風景、里山の集落、牛の放牧風景、温かい応援...心洗われる風景が続きます。

            ゴール

100キロの部男子7:58:46、女子8:44:52という優勝タイムをみても過酷さが分かります。完走出来たのは島を挙げての行き届いたサポート、温かい応援のおかげという声はたくさん聞きました。地元の方々にとっても、ふらふらになりながら頑張るランナーの姿は励みになるそうです。平均完走率80%はその結果ですね。

            制限時間

朝5時のスタートから14時間30分、制限時間の19時30分が過ぎました。関東よりだいぶ日が長いように感じましたが、会場には夜のとばりが下りようとしています。ランナーもスタッフの島民の方々も長時間お疲れ様でした。

            三大名物

夏が旬の岩ガキと、アラメの煮ものを肴に海藻焼酎を楽しむの図。アラメはひじきの色(真っ黒)をした海藻で、昆布とも違う食感でした。鉄分やカルシウムが多いそうで、食堂でも宿でも食膳の必須アイテムのようでした。前夜祭では高級岩ガキやヒオウギ貝がたっぷり振舞われたそうです。
前号へ 次号へ 「隠岐の島町」はあるが「隠岐の島」という島は無かった! 隠岐の島は4つの有人島と大小180余りの島々からなる「隠岐諸島の総称」だそうです(群島型離島)。西ノ島、中ノ島、知夫里島の3つをあわせて島前(どうぜん)、後方にある島を島後(どうご)と呼ぶそうで、今まで隠岐の島と思っていたのは「島後」のことでした。

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