写真つれづれ bP38


             内房ハイキング
              2013.1.25


例年より半月遅れて水仙が見頃と聞き 南房総・鋸南町の鋸山(のこぎり山)日本寺へ行ってきました。子どもが小さい頃はハイキングがてら登ったりと千葉県民にはお馴染みの場所ですが、奈良時代に開山された古刹と今回初めて知りました。江戸中期に岩山を彫り出して建立された大仏様は崩落が進み、40年ほど前に鋸山(境内)の岩で補填復元されたそうです。
江戸時代には1500体もの羅漢が安置されていたのが、明治の廃仏毀釈で破壊されたり海外に散逸したものも少なくないそうです。写真中央が百躰観音、右は百尺観音。百尺観音の足元で手を合わせているのが僕、御仏の前で人間は小さい。。。そういう意味の小ささではないって。
頂上(330m)までロープウェイも通っていますが今回は階段で。2639段の石段の先は大パノラマ、東京湾を隔ててスカイツリーや伊豆大島、三浦半島、富士山まで一望できました。お寺の境内に浅間神社と世界救世教の記念碑が共存しているのは神も仏も願いはみな同じと理解しました。ここをクリックすると大きくなります。

           とみやま水仙遊歩道

内房では江戸時代から水仙栽培が盛んで船で江戸に運ばれていたそうです。現在は一日楽しめるハイキングコースがいくつも整備されています。時間がなかったので道の駅・富楽里に車を置いて、中でもらった地図を手に一時間コースをまわりました。農家の水仙畑を縫っての里山歩きは、やさしい香りに包まれ心が和みました。ここをクリックすると大きくなります。

            ば ん や

保田漁協直営の食堂は、新鮮・旨い・安いでいつも賑わっています。左奥からぶり大根(630円)、ミンク鯨のステーキ(地物・許可済み、950円)、ばんや寿司(甘鯛・あわび・ひらめ・金目鯛等、1550円)、茹でさざえ(630円)。
二人であっさり平らげ満足、満足。 外で買って帰った天日干しカマスの丸干し(大5尾750円?)も旨かった〜。
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