写真つれづれ bP55


        釧網(せんもう)本線でサロマウルトラへ
              2014.6.26〜27

サロマには仕事で何度も訪れていますが今回初めて釧網本線で現地入りしました。釧路から網走まで釧路湿原を縦断しオホーツク海に沿って走る観光客に人気の路線です。ここをクリックすると路線図が大きくなります。

      1日目 東京〜釧路

家を出たのは早朝5時過ぎ。東京6:32発のはやぶさ1号は盛岡で赤いこまち号(秋田行き)を切り離し一路新青森へ。この日は6列車を乗り継ぎ21:04釧路着、楽しむこと14時間半。右の写真は函館〜南千歳で乗ったスーパー北斗7号。

      2日目 釧路〜網走

いよいよ当日。釧網本線は全長166.2kmを最高速度80km/h、3時間12分で結びます。一両編成のワンマンカーですが内はきれいでシートもゆったり。6時6分発を逃すと次は9時過ぎなので通学の高校生やシニア観光客で結構混雑していました。

       釧路湿原

電車からは霧の掛かった湿原がずーっと続きます。右の写真は細岡展望台から見た蛇行する釧路川と夕日。いいなあ。(釧路湿原国立公園連絡協議会HPより

       流氷と共に

1973年撮影のSLと現在の流氷ノロッコ号と。40年前といえばカニ族(両横に大きなポケット付きのザックを背負った若者は横にならないと改札を通れなかったから)の旅が流行ってた頃かも。その頃、私は自転車で北海道を旅してたったかもしれない。
流氷、一度みたいな〜。(SLはSakurami1さん、ノロッコ号は221.20さんのフリー画像です)

         藻琴駅

なんと1924年(大正13年)の開業当時からの駅舎だそうです。今は無人駅ですが、かつての事務室が喫茶店になっていて賑わっているそうです。(221.20さんのフリー画像です)一番人気は海の幸いっぱいの流氷ラーメンとか。
ここまで来ると終点網走は間もなく。そろそろ仕事の頭に切り替え。
札幌〜東京  仕事を無事に終え、ほっと一息。北斗星の個室にはワインとウィスキー、氷(だけいっぱい)北斗星個室のサービス。札幌駅デパチカで買ったカニ寿司と。久しぶりの寝台車の揺れは心地よかった。レールの継ぎ目の音、ブレーキや発車時のガタンと言う軽い衝撃。機関車に牽引される寝台車ならではの感覚。時代の流れで北斗星もいずれ廃止になるんだろうなあ。寂しいな。
前号へ 次号へ 釧網本線で向かいに座った高校生は「おはようございます。この席座ってもいいですか?」降りる時は「ありがとうございました」と実に爽やか。卒業したら都会に出るのだろうか。いつまでも爽やかでいてほしい。。。と都会の垢にまみれたおじさんは思う。

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