写真つれづれ 81


           箱根トレイルウォーク
             2008.6.14

梅雨晴れの日に、先月行われたオックスファムトレイルウォーカーのマップを手にコースの一部を歩いてみました。大会と同じく小田原・城山陸上競技場をスタート、市内は紫陽花が見ごろできれいでした。

          荻窪用水路ハイキングコース

民家、畑を見ながら用水路沿いの道を進みます。せせらぎの音を聞きながら小路を歩くのは懐かしくて楽しい♪
時には、2m余りのヘビがにょろり。クモの巣から蜘蛛がスーッと降りてきたり。昔を思い出しました。

             市内から塔の峰へ

上水之尾用水溜池を過ぎると尾根伝いに結構急な登りが始まります。新緑の盛りはちょっと過ぎていましたが、きれいに間伐された林間コースは緑も風も気持ちが良い。でも、ここは人けが無く塔の峰までは誰にも会わず、ちょっと心細い。

             塔の峰(566M)

スタートから第1チェックポイントまでで一番高い所がここ。左の看板には アショカ大王、仏舎利、宝塔、発見などの言葉が並んでいます。なにやらとても有りがたい一帯らしい。ここまで来るとハイカーがちらほら。人間の顔を見てひと安心。

              修行の岩屋

塔の峰から急坂を30分ほどおりたところにありました。歴史のありそうな小さな石の祠にはどんな仏さまが祀ってあるのかな。もう少し行くと阿弥陀寺の奥の院があったらしいのですが気が付きませんでした。
             竹林を縫って

修行の岩屋から阿弥陀寺までは大きな石ころゴロゴロの竹林が続きます。堪忍袋を背負った布袋さんを見ながら急な坂道を下ります。

             阿弥陀寺山門

皇女和宮様ゆかりの阿弥陀寺はあじさい寺としても知られていているそうです。オックスファムの時はお寺の駐車場を第1チェックポイントとして開放していただきました。時ならぬ賑やかさに仏様はびっくりされたかも。
ここまで8.5キロ。ひと休みして第2チェックポイントの箱根芦之湯フラワーセンターへ向かうことにしました。

              函嶺洞門

一度下に降りて箱根駅伝で有名な函嶺洞門をくぐり、ふたたび尾根伝いに登ります。鎌倉時代に箱根越えの人々で賑わった(らしい)鎌倉古道・湯坂路の石畳がいい感じ。たいした上りでないと思ったのですが結構きつく 半分過ぎたところで太平台駅に下りることにしました。暑かったのに水を500ccしか持たなかったのが間違い。何よりも日頃の運動不足を痛感。残念。
           湯葉丼+湯葉刺しセット

立ち寄りの湯で汗を流した後は胃に優しそうなものを食べたくて箱根湯本駅近くの直吉に入りました。汲み上げ湯葉とおぼろ豆腐がうまかった。メインの湯葉の卵とじ鍋は寒い時期向きかも。1480円。
前号へ 次号へ
昔ならこんな山のひとつやふたつ...というのが中高年の山の事故の典型的なパターンですね。無理しないことが大事、と思いつつ予定変更は残念。あ〜あ。オックスファムを完走された皆さんにあらためて拍手。ぱちぱち。

Home Pageへ